子どもと、パパ、ママ、地球の味方「Pley」とは
子どもをお買い物に連れて行った時、「これ買って!」「あれ欲しい!」とついついおねだりに押し負けてしまう。特に、オモチャとなれば、目に入るものすべてを欲しがるのは小さな子どもにありがちなことです。そして、せっかく買ってあげたオモチャもすぐに飽きてしまって、また新しいものを欲しがります。平均的に、国内の玩具統計によると一人の子ども当たりに100万円以上のオモチャを買い与えているみたいです。
飽きてしまったオモチャは捨てられてしまうだけ…。二児のパパだったRanan Lachman氏が始めたPleyは、月額12.99ドルからオモチャの貸出を行なうシェアリングエコノミー。0〜12歳の男の子、女の子を対象とし、レゴをはじめ、人形、ディズニーキャラクター、変身グッズ、ドローンやロボットまで豊富なバリュエーションを用意しています。
Pleyは、新しいものが大好きな子どもたちの好奇心、パパとママのお財布、そして地球環境に働きかけるオモチャのシェアサービスです。
子どもがやってしまうそうなことを考慮したシステム
PleyではWebサイト上で会員登録をし、”クレジット”を購入します。通常のオモチャは1クレジット、大きさやサイズ、人気に応じて〜3クレジットが必要になります。オモチャはPleylistという500種類以上のオモチャから選ぶことができます。返却時には、郵送でポストに入れるだけです。子どもが「まだ遊びたい!」とねだる時には、Pleyのオンラインストアから簡単に購入することもできます。
子どもがオモチャを壊してしまったら?Pleyは「しょうがない」と予め想定して、すべてのオモチャにPley Detectiveという保険を用意しています。また、貸し出されたオモチャは消毒が徹底された後に、また貸し出される手順が取られており、子どもを持つパパとママの立場に立った仕組みづくりが人気の秘訣なのです。
オモチャをシェアする、やさしいシェア
すぐに飽きてしまう以上に、子どもは一定の年齢を過ぎてしまえばオモチャが不要となります。いずれ捨ててしまうものであれば、シェアすることで無駄なコストを削減し、エコな世の中を作ることができます。
2013年には、Netflixの元COOを会社に迎え、また1,700万ドル(約17億円)の資金を調達し、市場としての期待も高まる一方。Pleyは、ニューヨークで投資銀行家をしていた二児のパパから生まれた、子どもたちの未来と、育てるパパとママを応援する、やさしいシェアの形でもあるのです。