在宅ケアのUber登場!「Truecare24」って?
離れて暮らしているおじいちゃん、おばあちゃんが心配。
一人で病院に通うことも難しい年齢の家族を持っていたら、ずっと付き添ってあげたい気持ちはあるものの、現実そうはいきません。誰かが代わりに見てくれたら安心するのに…。
TrueCare24は、医療サービスを”病院へ行かなくても”受けられるシェアリングエコノミーです。
TrueCare24に登録することで、ビデオ通話による定期的な問診、医師や看護師の訪問による診療や薬の処方、生活リズムに沿った食事アドバイスと、健康を維持していくための医療ソリューションをワンストップで受けることができます。
今、最もホットな介護サービスとしてサンフランシスコを拠点とする著名アクセラレーター「500 Startups」の第20期に採択され、スタートアップ業界でも注目を集めています。その市場規模はおよそ100億ドル(日本円で1兆円)にも及ぶとされています。
創業者の強い想いから生まれた「大切な人を守る」サービス
TrueCare24は、「大切な人を守りたい」という創業者の強い想いから生まれたサービス。ロシアからサンフランシスコへ留学にやってきたTrueCare24のCEO、Leo Popov氏は現地での不十分な医療制度に加え、娘を急患ですぐに医者に診てもらいたいと急いだときに病院の場所場わかりづらく、混雑していたことに対して大きな問題意識を持ったといいます。
すでに200以上の家庭にサービスを提供しており、医師や診療所との提携も徐々に進んできています。登録しているユーザーは、電話やビデオ通話を介して医師へ24時間アクセスができるテレヘルスサービスが利用可能となっており、幅広い年齢層に対応しています。
サービスはすでに3,500を超える都市で展開され、これからますますアメリカ全土に広がっていくと予想されます。
チャットで尋ねられる新サービス「Baymax」で、もっと身近に
CEOのLeo Popov氏は、「忙しい毎日を送っているなかで、友だちや家族との時間、やりたいこと以外にあまり時間をかけたくないですよね。」と話し、体調が優れないときに、チャット画面に症状を訴えるとランダムな医師が応答し、問診のスケジュールを調整してくれるアプリ「Baymax」を発表しました。
健康は当たり前でありながら、なかなか気に留めていないものです。TrueCare24は、身近な人たち、そして自身を誰よりも近いところで支えてくれる、大切なパートナーへ。日本国内にもきっと需要があるはずなので、すぐにでも広まって欲しいサービスですね。