ネットがあれば、誰でも大学に入れる「Udacity」とは

学校の破壊的イノベーションが起きようとしています。

キャリアと教育。この両方に悩む人に新たなプランを提案する、オンライン学習サービス「Udacity」。いまやMBAよりも重要視されているフロントエンド、バックエンド、データサイエンス、WEB開発、モバイル開発、といった、コンピュータサイエンス分野をカバーしています。

MOOC(Massive Open Online Cource)と呼ばれるこのサービスは、大学で受講できるような大規模な講義を誰でも受講でき、さらに今までのオンライン学習と異なり、コースを修了すると認定証を発行されます。

[引用]: https://pixabay.com

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テック企業とのコラボが盛りだくさん「シリコンバレー大学」の側面

Udacityで開かれた一限目は、スタンフォード大学の元教授セバスチャン・スランによる「Introduction to Artificial Intelligence(人工知能の紹介)」でした。もちろん無料で、これにはなんと、190カ国160,000人以上もの人が受講しました。
ふつうの大学の講義では到底不可能な数の学生に知識を共有できたのです。

注目すべき点は、関わっている企業のラインナップ。Google、Facebook、SalesForce、聞いたことがない人はいないような21世紀を代表する企業が講義を提供しています。
企業は大学に比べ、より実社会に近い知識の共有を求めていて、まさにリアルタイムの学びを得られるのです。

[引用]: https://www.udacity.com/

[引用]: https://www.udacity.com/

インターネットが叶えた、全員平等に教育が受けられる時代

Udacityを始めとするMOOCが実現しようとするのは、「知識のシェア」。人類がこれから進歩をさらに加速させるために必要なものは、研究により多くの人を関わらせていくことです。閉じられていたシステムを脱し、世界中誰もが学ぶことにより、新しい研究者を生み出すことに繋がります。

社会人だから学べない。そんな時代は終わり、これからはインターネットにアクセスすれば、誰もがいつでも大学に通えるのです。