「ランニング」と聞くと、辛くて楽しくないイメージがありませんか?

マラソンや駅伝に代表されるようなアスリート向けのランニングやダイエットのためのランニングは、どちらも辛くて過酷なイメージがありますよね。

ですが、最近では、カラーランなど「ファンラン」を主体にしたランニングイベントが増えているんです。

ファンランというのは、文字どおり「楽しく走ろう」という新しいランニングのスタイルで、自分のペースで、景観を楽しみながら走ることを目指すスタイルです。

今回は、そんな「ファンラン」を楽しむためのサービス「Runtrip(ラントリップ)」運営チームが開催しているファンランイベント「Runtrip via」の密着レポートをお送りします!

「Runtrip via」で、朝を満喫しよう

「Runtrip via」は、自分のペースで楽しく走って、仲間をつくるシェアイベントです。

決められたゴール会場を目指して、各自がアプリ片手に好きなコース・ペース・距離を走る、競争の生まれないランイベントなんです。Runtripのアプリをダウンロードすると、自分のスタート地点からゴールまでの道のりがわかるので、参加はイベントページに申し込みをして、アプリをダウンロードするだけ。

目的地は主催企業ごとに変わります。第一回は2017年5月に開催され、参加者は表参道にあるCOMMUNE 2ndを目指しました。そして、第二回は永田町に株式会社ガイアックスが運営する、永田町にあるシェアコミュニティビルNagatacho GRIDがゴールとして設定されました。今後も永田町開催のときは「Runtrip via NAGATACHO」として、Nagatacho GRIDで開催されるそうです。

交流を深めるためにゴール地点には「ご褒美」があるのも特徴の一つ。

表参道ではビールが。Nagatacho GRIDでは、tiny peace kitchenの美味しい朝ごはんが参加者にふるまわれました。

今回は、イベントの特徴をじっくり理解するために、一人の参加者のスタートからゴールまで、密着してレポート。その様子と感想をご紹介します!

イベント初参加の檜山さんに密着

密着させていただいたのはこちらの檜山さん。

(檜山さん。夫婦でRuntrip viaに初参加)

普段からランニングをされているという檜山さん。旦那さんがRuntripの方と知り合いだったということで、参加してみようと思ったとのことです。

スタート地点でリラックスしている3人。旦那さんとお友達は、陸上経験者だそうな。

自分たちのペースでスタートすることができます。

「Runtrip via」の特徴はスタート地点も時間もそれぞれの好みで決められること。時間を早くしたり、遠くからスタートするだけで、長く走ることも、短く走ることもできます。

〜1時間後〜

およそ1時間後、3人はゴール会場となるNagatacho GRIDに到着。朝食会場になる、屋上に上がっていきます。

屋上でゴール!今回のご褒美は「朝食」なので、会場では他の参加者とともに味わう美味しい朝食が待っています。

「via 永田町」会場には、食事、音楽、ハンモックが揃う

今回の朝食はフードコーディネーターの荒井さんが作ったおにぎり3種類と鶏ガラスープ、シトラス漬けが乗ったヨーグルトでした。

食べたいものを手に、会場のテーブルで朝食をとりながらのんびりとしたリラックスタイムが始まります。

会場到着後は自由時間なので、参加者の皆さんはそれぞれ思い思いに過ごしていました。

檜山さんに感想を聞いてみました。

「初めての参加でしたが、珍しいイベントでした。食事も用意されているし、朝早く走れて気分は良かったです。また来たいなと思いました」

イベントにはあまり来ない、という檜山さんでしたが、朝食やハンモックをしっかりと楽しんでいました。

檜山さんのように、普段からランニングをしていて、自分なりのランニングスタイルがあっても、珍しいコースを走るのはやはり楽しいようです。

Runtripについて代表の大森さんに聞いてみました

(朝10時過ぎの屋上。のんびりしていて最高でした)

檜山さんの密着はここで終了。「Runtrip via」を開催するRuntripの代表、大森さんにお話を聞いてみました。

(写真右側の男性が大森さん)

—イベントの趣旨はどういうものなのですか?

「viaが「経由」という意味なのですが、例えば今回のRuntrip via NAGATACHOは、永田町を経由してどこかに遊び行こう!という意味なんですね。

土曜日の朝を無駄にしないために、早起きして走ってみる。会場には一緒に走ってきた仲間たちがいるから、そこで「今日どこいくんですか?」みたいな会話が生まれるといいなと思って開催しています」

—参加者の層やイベントの反響はどういう感じですか?

「参加者は、女性6割、30代以下が6割という感じで、普段はマラソン大会に出ることはないけど、このイベントだったから参加してみようと思った、というビギナー層が多いのも特徴です。

たまにすごいランナーの方もいて、前回は70キロ走ってきた方もいましたけどね(笑)

Runtripアプリ自体、楽しく走ろうというコンセプトなので、Runtrip viaは「競争の生まれないランイベント」を目指しています。

前回はそういうコンセプトに共感してくれてか、妊婦さんが最寄駅から歩いて参加してくれたのも印象的でした」

—イベントは今後も開催するんですか?

「そうですね。主催者の方を集めていて、表参道のときはCOMMUE 246さん、永田町はNagatacho GRIDさんだったので、今後は別の地域や別の組織とも絡んでいきたいなと思っています。

ランニングの後のコンテンツはビールでも朝食でも映画でもなんでもいい。例えばハンバーガーショップに集まろう、クラフトビール屋に集まろう、そういう自由度の高い、いろいろな人が集まれるイベントにしていきたいなと思っています」

会場はかなり自由で、音楽も流れていてラフな雰囲気。参加してみたくなる、気持ちのいいものでした。

会場は賑やか、和やか、自然な交流が生まれていました

(全員でアロハを着て走った参加者チーム)

「Runtrip via」自体が楽しく走って、交流もして、という趣旨であるように、参加者同士がけっこうリラックスをしながら、交流を楽しんでいるようでした。

もともと仲間同士で走ってきたという方も多かったですが、参加者同士の交流も生まれているようです。ランニング初心者にとっては、アドバイスをもらえる人も見つかる、恰好のイベントかもしれません。

イベント会場で朝食を食べることができるのは9時から。11時には帰る人もちらほら。

みんな楽しそうにランニングの話や、おでかけの話をしていて、ついつい僕も走りたくなってしまいました(この後、朝食だけいただいて、自宅付近でランニングをしました)

ということで、今回のレポートは終了。

「Runtrip via」は今後も継続的に開催するそうなので、ぜひ皆さん参加してみてください!Runtrip viaの情報はこちらから。

▼「Runtrip via」詳細

・Runtrip via 公式サイト:http://via.runtrip.jp/

・Runtrip公式サイト:https://runtrip.jp/

・Nagatacho GRID:https://grid.tokyo.jp/

 

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