現代版ヒッチハイクを実現!「BlaBlaCar」って?
長距離を移動するときに、あなたはどんな方法を使いますか。
バス、電車、あるいは飛行機。どこか遠くへ出かけようと思い立ったら、こういった交通手段が思い浮かんできます。できることなら交通費を安く抑えたいという人たちの間で今、ヨーロッパではヒッチハイクが流行っています。
ヒッチハイクといっても、何もない荒野で親指を突き立てて何時間も止まる車を待つのは、一昔前のはなし。BlaBlaCarは、現代版ヒッチハイクとして人気なのです。
簡単に言えば、車の相乗りサービスのようなもの。UberやLyftのような配車サービスと大きく違うのは2点。まず、 用途は市内地のちょっとした移動ではなく、街どころか国境を跨ぐような長い旅専用であるということ。もう一つは、運転手は専業ではないため「どうせ同じ方向へ移動するなら、一緒に割り勘して行こう!」というスタンスであることです。
今度のヨーロッパ旅行は、BlaBlaしながら楽しんでみよう!
BlaBlaCarを始めるには、まず目的地を決めなければなりません。日程を合わせて、ドライバーを選択します。価格の相場は、だいたいがガソリン代の割り勘、つまり半額です。もちろん、気になることは運転手にメッセージで尋ねることもできます。
次に、オンライン予約をします。予約後すぐにブッキングコードが発行され、運転手と細かいやり取りを行なうことになります。あとは旅行する日を待つだけです。当日になったら、待ち合わせの時間と場所に向かって運転手にブッキングコードを見せればOK。従来のヒッチハイクのように、長い時間待ちぼうけする辛い思いをすることもありません。
オンデマンドではないシェアの形。
BlaBlaを直訳すれば、「なんとかかんとか」。このヘンテコな名前には、相乗りをさせる人・する人が無口でお互い不快な移動にならないように、この名前を面白がってくれるような人を集めたい、といった思いが込められています。BlaBlaCarというサービス名だけでも、初めて出会う運転手との会話のキッカケになりそうですね。
必要な時に便利にやってきてくれるUberとはまた違い、共通の目的地に向かいつつ道中をシェアする形。これは、車に限った話ではありません。ヨーロッパでは先日、BlaBlaCarのような感覚でプライベートジェットをシェアできる法律の規制緩和が行われました。これからはもっと移動が楽しくなりそうですね。
ヨーロッパ発の相乗りサービス「BlaBlaCar」
https://www.blueapron.com//