お正月休みで緩んでしまった体を絞りたい…と悩んでいる人におすすめしたい、パーソナルトレーナーマッチングサービス「MY TRAINERS」。今回は3名の先生にお話を伺いました。

4歳からモダンダンスを習い、大学4年からプロのカンパニーに所属していたダンサーの野村さん。ダンスの技術を磨く中でもっと体のことを知りたいとパーソナルトレーナーも兼業しています。そんな野村さんと「MY TRAINERS」の出会いやパーソナルトレーナーの魅力についてお話を伺いました。

__『MY TRAINERS』でパーソナルトレーナーを始めた経緯を教えてください。

小さい頃からずっとダンスを習ってきたのですが、実は私はあまりダンサーとしては優秀ではないんです。だから、「頑張っても上手くいかない」人の気持ちがよく分かるんです。中高生へのダンスの指導も始めたり、大学・大学院まで芸術表現行動学を学んでいく間に、将来をダンサーの道と指導者の道と両方で考えるようになりました。そんな中で自然と「もっと体のことを知って、より論理的に指導できるようになりたい」と思うようになり、独学でパーソナルトレーナーの勉強を始め国際的なトレーニング指導ライセンス「NSCA」認定資格を取得しました。

__野村さんにとってパーソナルトレーナーの魅力とは何ですか?

ダンスの生徒たちにも教えられる幅がすごく広がりましたね。たとえば、上手くパフォーマンスができないのは、決して頑張っていないからではなくて、可動域が狭くなっていたり、体の動かしかたが間違っている場合が多いんです。そういった個別のアドバイスは大手ジムのクラスレッスンではなかなかできませんから、その人の体調や悩みに合った指導ができるのがパーソナルトレーナーの一番の魅力だと思っています。「MY TRAINERS」はまだ始めて数ヵ月ですが、20代の大学生から50代の主婦の方まで幅広い年齢層の方をレッスンさせていただいています。私一人じゃ到底出会えない方ばかりですし、世代によって体の悩みもさまざまであることをより痛感し、やりがいを感じていますね。お客様としても合うトレーナーを見つけやすいシステムになっていると思いますね。

__パーソナルトレーニングをする際に心掛けていることは?

自分の体のクセを知るのは私たちパーソナルトレーナーでも難しいんです。そこを見つけてアドバイスしてあげたいなと思っています。トレーニングを始める前にはカウンセリングをしっかりしますね。「今日の体調はどうか」、「痛いところはないか」、「何か悩んでいることはないか」など。それに合わせてその日のメニューを考えます。さまざまなダンスをしていた経験を生かして部位に応じたストレッチやバレエの要素などを取り入れたトレーニングを行うのが私ならではでしょうか。体の声に耳を傾けながら正しい姿勢や体幹の強化など体作りの基礎を心がけています。足や腰が痛いから病院へ行ったけれど病名が分からない方が、体の歪みが原因だったことがあって。「トレーニングを始めてみて体が動かしやすく快適になりました」と言っていただいたときはとても嬉しかったですね。

__自宅でできる簡単なエクササイズはありますか?

ハードなトレーニングだとなかなか毎日続かないと思いますので、たとえばお風呂上りやテレビを見ながらでもいいので、体を手で触ったりさすったりするだけでも筋肉がほぐれたりします。自分の体に興味を向けてもっと見て触って、というところから意識を変えるとトレーニングでも効果が出やすいと思いますね。

__どのくらいのペースで働いていますか?

ダンスの仕事との両立なので時期によっても異なりますが、ありがたいことに今は7:3
でトレーナーのお仕事をさせてもらっています。午後からダンスのレッスンなので午前中だけトレーニングだったり、1日空いている日は最大8名のパーソナルトレーニングをしたりと、自分の予定に合わせて調整できるので、自由度が高いのは「MY TRAINERS」ならではだと思っています。以前の大手ジムで働いていた頃よりも、稼働率や利益率はUPしていると思います。

__今後挑戦してみたいことは何ですか?

パーソナルトレーニングって「ハードそう」とか「運動が得意じゃないとできない」と思っている方がまだまだいらっしゃる気がしますが、決してそんなことはありません。たとえば、具合が悪い時にお医者さんに行くように、もっとパーソナルトレーナーを“身近な体のかかりつけ医”くらいに感じてもらえるようにしていきたいですね。運動が得意じゃない方にこそ、体を動かす魅力に気づいてほしくて。女性はどうしても体調にムラがありがちなので、そこは女性のトレーナーだとより分かってあげられるかなと思いますし、できるだけ一般の方に向けた私らしいパーソナルトレーニングをできたらと思っています。