個人の知識やスキルをサービスとして提供するスキルシェアサービスの中で、“教えると学ぶをつなぐスキルシェア”で国内No.1.を誇る「ストアカ」。
ストアカのサイトを見てみると、「こんなことまで学べるの?」と驚かされますが、今回紹介するストアカ講師の大野さんはストアカで『理念の作り方』を教えています。

ストアカで人気講師として活躍する大野さんに、『理念の作り方』とは一体どんなもので、自分がやりたいことで、周りを喜ばせるものを仕事にする方法を語っていただきました。

___ ストアカではどんなことをしているのですか?

『理念づくりの専門家』として、月2回のペースで経営者さんや、屋号を持つ個人事業主さんを集めて、一緒に理念を作り上げていく講座を開いています。私は言葉のコンサルティングをする人で、理念だけでなく、商品名、社名、キャッチコピー、タイトルなど、端的に価値を表す言葉をつくるのが得意なんです!
それらの中でも特に好きなことをストアカでやろうと考えて、一番その人の想いの丈を聞くことができる「理念」を選んで、ストアカでの講義をスタートしました。

そもそも、理念というものは、溢れる想いがあり過ぎて、端的に表すことができない、だからそれを伝える一言に集約したいと欲しいと悩んだ時に、導かれるその一言を指します。これからの時代って、起業家の人がどんどん増えていくんだなと考えているんです。そういう時に「差別化」が大事になりますが、ビジネスモデルやスキルで差を付けていくのって簡単ではありません。そうなってくると、会社の方向性や、経営をしている方の人となりがお客様の判断軸の一つとなるので、そこで選ばれる言葉をお渡ししたいと思っています。

___ どんなことがキッカケで理念づくりを始めたのですか?

ちょうど半年前に、「本当に自分のやりたいこと」、「周りの人を喜ばれられる自分のスキル」って一体なんだろうかと深く悩んでいた時期がありました。先輩や友人に相談をしていくうちに、自分が好きなことが出来ていて、かつ周りの人の為になることができた体験を思い出しました。

それは、「自分の本を作る」というテーマの連続講義に参加した時のことでした。この講義では、参加している人たち、それぞれが自分をテーマにした本を書くために想いや体験を整理しながら、最終回に出版企画書の発表をするといった面白い内容でした。発表が終わった後に、発表者への数分のフィードバックがあるのですが、その時、本を作った人たちが本当はどんなことをしたくて、それにはどんな言葉が相応しいというのがすぐに思いついて、「〇〇さんの言いたいことってこういうことなんじゃないですか?」とか「その本のタイトルは〇〇がいいと思いますよ。」とか意見を言うと、作った人たちが「そう、まさにそれです!」とスッキリして、喜んでもらうことができました。それが、純粋に楽しくてしょうがなかったんです!

人の想いを端的な言葉に表現する。これこそが、私がやりたいことで、周りの人を喜ばせられるスキルでした。

___ ストアカで講義を始めてから、周りの方からはどんな反応を受けますか?

私自身、自分の能力に目覚めて間もないので、周りからも「いつからそんなことをしていたの?」と驚かれることがあります。ただ、そんな駆け出しの状態の自分に勇気を与えてくれたのがストアカだったので、自分の周りにいる、スキルを持って動いている人たちには、ストアカをひたすら推しまくっています。例えば、今日も美容院に行って、ヘアアレンジをしてもらっている時に、その美容師さんに「ストアカでヘアアレンジ講座開いてみなよ。」と誘っておきました。

___ ストアカの「ここがいい!」って思うポイントはありますか?

レビュー機能がいいなと思います。やっぱり全然知らない人に会いにいくのって怖いですよね、誰からもレビューを受けていない講義って、参加するのにちょっぴり抵抗があります。幾つかポジティブな評価があって参加する人って安心できると思うんですね。実際に、レビューが集まり始めてから、私の講座にも定期的に申し込みがくるようになりました。

そして、レビューは講義を続けていくモチベーションにも繋がります。毎回対話形式で講義を進めているので、参加した方々一人一人に異なった腹落ちポイントがあるみたいで、「あ、こんなことを思ってくれていただけたんだ!」と私の方にも発見があります。何より、高評価のフィードバックをもらえるのは励みになりますね!

___ ストアカでは、どんな試行錯誤をしてきましたか?

例えば、ここでの説明は毎回反応が薄いから省こうなど、セミナーは毎回(隔週開催)で微調整を加えていて、更に細かいことですと、最低遂行人数を設けるか設けないかもあります。講義ではそれなりの金額がする会議室を借りているので、一人、二人だとだいぶ赤字になってしまいます。参加される方も一対一はさすがに緊張するかなと思って、最低遂行人数を設定しようかと試みました。
ところが、それが逆にページに訪れた方が、最低遂行人数に達しなければ開催されないなら、人数以上になったら申し込もうといった心理が働いてしまい、そうすると、せっかく最初の一人で申し込みをする人のハードルをあげてしまうことにもなります。結局、参加者一人でも開催する、と覚悟を決めたりしました。

___ それでは最後に、『理念作りの専門家』の大野さんの言葉でシェアリングエコノミーとは、を解いていただきたいです。

わ、面白いですね!そうですね、まずシェアリングエコノミーの価値として『世の中のリソースの最適化』があると思います。広い意味での功利主義視点で考えるとそうなりますし、シェアリングエコノミーでホストを務める一人一人からすると、『自己承認の場の拡大』です。例えば、これまで家事という、家の中だけで完結していたことが、シェアリングエコノミーの普及によって、スーパー主婦のような家事で稼ぐ人たちがテレビで取り上げられ、彼女たちの活躍の場面が世の中に広まるようになりました。そういった、自己承認の場が各サービスによって広げられているような気がしますね。

この記事の登場人物
  • 大野 幸子さん
    理念づくりの専門家、言葉コンサルタント。
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