病院の栄養士として勤務した後、「みんなが自宅で簡単においしい健康的な料理を、作り食べていけるようにしたい」という思いから、自宅で料理教室を開催している遠藤さん。マンツーマンレッスンで5品が持ち帰れる1.5時間のレッスンは、2017年のストアカ料理・グルメ部門でなんと第1位!「料理のハードルを下げたい!」と語る遠藤さんにお話を伺いました。

__ストアカで先生をはじめたきかっけを教えてください。

栄養士で働いていた頃から、「簡単でおいしく健康的な料理を人に伝えたい」という想いが強くなり、偶然インターネットで見つけたストアカに登録したのが2016年11月です。わずか1年弱ですが200人もの方にお会いできて、ストアカの料理・グルメ部門で優秀講座賞まで受賞できて本当にこの1年で環境が大きく変わって、自分でも驚いています。

__料理教室を始めて変わったことはありますか?

栄養士の頃は食べてくれる人と直に接する機会はなかったので、教室を始めて反応がダイレクトに分かるのは一番大きいですね。あとは、私の教室ではほぼ「砂糖と醤油しか使わない(出汁パックも使いません!)」というものを心がけているので、プライベートで料理する際もほぼ、砂糖と醤油しか調味料を使わなくなりましたね。よく、「料理が元々大好きなんでしょう」と聞かれますが、むしろその逆。できればやりたくないし、玉ねぎの皮をむくのすら面倒なズボラタイプ。だから、いかに最小限の食材と工程で美味しく食べられるかを追求した結果が今に至っています。

__料理教室をやる上で大事にしていることはどんなことですか?

「家であるもので簡単に作れること」「また作りたい、また食べたいと思ってもらえること」「イメージより楽に作れること」です。私は凝った料理や高級食材はたまに外で食べればいいと思っていて。それよりも、毎日食べても飽きない味、一人暮らしでも家族でも、夕飯でもお弁当でも万人が食べたくなる味、を心がけています。レシピもあれこれ作らずに、初回の方は毎回コレという5品を決めています。

どれも醤油と砂糖しか使いませんし(初回は1品だけケチャップを少量使うのみ)、材料も想像しているよりずっと少ないし。放置できる時間もあるので、一緒に休憩したりお茶を飲んだりしながら1.5時間を過ごします。みなさん「料理のハードルが下がりました」「これならできそうです!」と言って帰っていただき、実際に自宅でも作ったという報告をしてもらえるのが何より嬉しい瞬間ですね。

今回作る5品の材料は全部でたったこれだけ!

ご飯がすすみそうな豆腐が入ったひじきの炒め煮。

材料を入れて放置するだけ、というお手軽料理には思えない本格的な味わいのトマト煮。

初回のメニュー5品がこちら。中央奥から時計周りに、大根とツナの炒め煮、和風豆腐ハンバーグ、魚河岸揚げのそぼろあん、ひじきの炒り豆腐風、鶏肉とキノコのトマト煮。

__自宅でもできる時短料理のコツを教えてください。

みなさん来られて驚くのが私のキッチンのコンパクトさと調理器具の少なさ。一般的な3口コンロをフル稼働しますが、使う鍋も3つだけ。鍋はコンロの数だけあれば十分だと思っていますし、圧力鍋もオーブンも電子レンジすら使いません(持っていません)。ザルも1つしかないのですが、例えばお湯で野菜を下ゆでするときも、ザルのままゆでると、ゆで上げたときにザルを取るだけで、残りのお湯でまた調理ができますよね。あとはハンバーグを並べたりするときもバットではなく(持っていないので)、サランラップで代用します。調理器具も調味料も最小限のもので使い回せば、十分足りるんです。場所も取らないし経済的でしょう。

__今後挑戦してみたいことはありますか?

自宅でマンツーマンのレッスンなので、今は女性のみに限らせていただいていますが(「時短ズボラ料理レッスン」「ダイエット常備菜レッスン」「花嫁修行教室」の3コース)、男性もやってみたいという声をいただくようになって。別の場所を借りられたり、グループだったりと、機会があれば男性版のレッスンもやってみたいですね。

__これからストアカを始めてみようかなという人にアドバイスを!

まだまだ初めて間もないのですが、ひとつ挙げるとすれば「やりたいこととできることは違う」ということ。数ある競合講師の中から選んでいただくためには、あれもこれもではなく、「自分が自信をもってできること」を追及することが大切だと思います。なので、私は凝ったメニューではなく、「砂糖と醤油のみでお惣菜5品持ち帰り」をコンセプトにしました。初めは上手くしゃべれなかったり、価格や時間設定が難しかったりと反省することもあると思いますが、試行錯誤しながらやっていけるのがストアカの魅力だと思います。

この記事の登場人物
  • 遠藤 真弓
    食物栄養学科を卒業後、病院栄養士として勤務。 病院栄養士を辞め後、『たくさんの方が自宅で簡単においしい健康的な料理を、習慣的に作り食べていけるようにしたい』という思いから、自宅で定期的に料理教室を開催。 【時短ズボラ料理レッスン】や【ダイエット常備菜レッスン】【花嫁修行教室】など通して時間をかけずに簡単でおいしくバランスの良い料理を作れる効率の良い作業の仕方や裏技を、これからもたくさんの方に伝えていきたいと思っております。
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