家事代行マッチングサービス「タスカジ」に調理専門のハウスキーパーとして所属し、レシピ制作や料理撮影に携わり、メディアにも多数出演する伝説の家政婦makoさん。
その可愛らしいルックスはもちろん、3時間で20品以上の作り置きを完成させる超速ワザが話題となり、現在は予約が取れない超人気家政婦に。野菜をたっぷり使った家庭料理や、保育園栄養士としての勤務経験を生かした離乳食やアレルギー食が得意。現在は、フードコーディネーターとしても活躍されています。そんなmakoさんにお話を伺いました。

__タスカジをはじめたきっかけを教えてください
以前は保育園の栄養士として働いていました。その後、レシピ開発などの仕事がしたいと思い、フリーでフードコーディネーターに。初めからレシピを考えるお仕事ばかりではなく、商品パッケージや通販の料理見本を作る仕事をしながら、その合間にタスカジに登録したのが2016年の11月です。

__料理好きはお母様の影響なんでしょうか?
そうですね。3人兄弟の長女なので、小さいときから母のお手伝いをよくしていて頼りにされていました。母も弟たちの面倒で忙しく、二人きりで一緒に遊ぶ時間もあまりなかったのですが、月に一度届く手作りお菓子のキットがあって、それを作るときは私と母の時間だったんですね。それがすごく楽しくて。そこから料理にハマっていきました。小さい頃から料理番組を録画して見たり、主婦の料理雑誌を買って研究しているような子でしたね(笑)。あとは小さい子の食育にも興味があったので、保育園の栄養士になりました。

__数あるタスカジの家政婦さんがいるで、他の方と差別化するために意識していることはありますか?
特別これといったことはしていませんが、お宅に伺ったときに、まず話をよく聞くようにしています。お宅によってライフスタイルやニーズが違うので、「ダイエットしたい」方には低カロリーなお料理にしたり、「子どもが体調を崩していて」という方には消化のいい料理にしたり、「魚の調理が苦手なので、魚料理をストックしたい」という要望も。冷蔵庫の中身を見れば、「洋食が好き」「和食が好き」など、その家の好みや希望はなんとなく分かりますね。
あとは、ご家庭でも再現できるよう、作り終わってから詳しくレシピをお伝えしたり、後日、気になったものがあれば、メールで作り方をお伝えするようにしています。

__ズバリ、つくりおきのコツは何でしょうか?
味のバリエーションと、手際でしょうか。見た瞬間にぱっとレシピが浮かぶものもありますが、作りながら「間に合わないな」と思ったらレシピを変更するなど、臨機応変に対応していますね。
たとえば鮭の酒蒸しも、ネギとごま油を加えて中華風に、パセリとオリーブオイルで洋風に、ほぐしてフレークにとアレンジできますから、ソースや仕上げのバリエーションを増やしておくとつくりおきのレパートリーが手軽に増えますね。あとは、野菜はまとめて下処理する、などの時短テクニックはあると思います。
また、栄養士時代のレシピや趣味の旅行や食べ歩き、過去のお仕事などで作ったレシピは自分だけしか見られないLINEアカウントを作って、そこに写真とメモをアップしています。それらのストックをネタ帳のように見て考えることもあります。


この日は3時間で21品!和洋風とバリエーションに富んでいて彩も鮮やか。

__利用者はどういう方が多いですか?
中には一人暮らしの方のつくりおきストック依頼もありますが、一番は料理に手が回らない小さいお子さんがいるママさんですね。アレルギーを持つお子さんや野菜嫌いを克服したい子を持つママさんも多いので、そこは保育園の栄養士時代に対応していたのでかなり役立っていますね。特に働くママは忙しいので「何を作っていいか分からない」でも「子どもの栄養も考えたい」という思いがあるので、そんなときにつくりおきがあると便利なのかなと思います。

__タスカジでやりがいを感じるところはどんなとき?
やはり、作り終わった料理を見て、食べて喜んでもらったときでしょうか。後から「子どもがすごく美味しいと、モリモリ食べてくれました」というコメントをいただくと、とてもやりがいを感じますね。
私はお客様には、「余っても自分で使いきれる食材で1週間程度の夕食を目安に」、とざっくりとした感じで食材を用意してもらっています。調味料も道具もそのお宅のものを使います。これまでリピーターさんも含めると200~300軒のお宅に伺いましたが、“冷蔵庫の中にあるもので作る”、というお題自体が好きなので、毎回お宅に伺う度にライブ感があってワクワクします。

__「ギャル家政婦」、「つくりおき四天王」などと呼ばれることについてはどう思っていますか?
自分ではギャルではないと思っていますが(笑)、面白いなと思いますし、不思議な気分です。登録してたった1年半の間で本を2冊も出させていただいたり、TVや雑誌でやりたかったレシピ開発のお仕事もさせていただいて。タスカジさんがなかったらこんな風にはなっていなかったので、本当に感謝しています。

__これから挑戦してみたいこと
いろんなジャンルのレシピを考えるのが好きなので、いつか自分でヴィーガン料理(肉、魚介類を使用しない精進物で作った料理)のお店をやってみたいなと思っています。あとは、アレルギーのお子さんを持つママに向けたレシピ本なんかも出せたらいいですね。

__タスカジでハウスキーパーを始めてみたいなという人にアドバイスを!
最近は、メディアなどでも頻繁に“つくりおき”が取り上げられることから、家政婦は「短時間で何種類もの料理を作らないといけない」と思われがちですが、決してそんなことはなくて、自分の得意なジャンルのお料理をすれば、問題ないと思います。
また、タスカジに登録すると料理セミナーがあるので、そこでベテランの家政婦さんたちに話を聞いたり、交流をすると心強いですよね。
料理が得意な方は、あまり難しく考えずに挑戦してみてください。あとは、日に何件入ると移動が大変なので、スケジュールを詰め込みすぎず、無理しないことが長く続ける秘訣かもしれません。

この記事の登場人物
この記事の登場人物
  • makoさん
    「タスカジ」に調理専門のハウスキーパーとして所属しメディアにも多数出演。現在は予約が取れない超人気家政婦に。野菜をたっぷり使った家庭料理や、保育園栄養士としての勤務経験を生かした離乳食やアレルギー食が得意。現在は、フードコーディネーターとしても活躍。
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